デコーダを搭載するかどうか、パーツは何も用意してないのですが、とりあえず後で追加ができるように準備工事をしておくことにします。

後梁に配線用の穴をあけました。よろづさんのサイトを参考にして角穴をあけていますが、この位置だと主台枠後端でふさがるので、もう少し上の方がよいようです。
次にボイラーをまたぐハシゴを組むことにしました。TMS365号(1978年10月号)のC12の組立記事を参考にしています。古い記事ですが、この時代に中尾氏など蒸機の記事がいろいろ掲載されていて、キット組みの木曽基本・・・いや基礎基本やパイピングのノウハウが参考になります。

ハシゴのパーツですが、下に付けるカバーが4コ入っていました。組説を見ると種類の異なるものが2コあればよいと思いますが、他に使うところがあるのか・・・・?

記事の手順で組むことにします。穴に真鍮線を差し込んでハンダ付けです。

1mmアルミ板を3枚重ねて挟み、もう一枚のハシゴ枠をハンダ付けします。

網目のハシゴ踏み板を取り付けます。ボイラーへの取り付け用に1.5mm径の真鍮線を付けています。このあたりも、よろづさんのサイトを参考です。

残りの真鍮線を穴に入れてハンダ付け。

下部にカバーをハンダ付けして、枠からはみだした線を削って仕上げました。

ちょっと線が傾いていますが、位置合わせもいけそうなのでヨシとします。
フロントデッキまわりを仕上げようかとデフなどを当てて見ていると、どうも組み合わせの付け方が間違っているようです。ランボードの下側へフロントデッキを付けるのではなく、ランボードの前へ付けるようになっています。

コテをあてて押したら、意外と簡単にはずれてしまいました。しっかり付いていなかったのが幸い?

フロントデッキを付けなおして、端梁もハンダ付けしました。高さチェックのため仮組です。

711に対してわずかに高めになった感じです。網目板の厚さだけ上がったことになるので、理屈としては合ってますが。
フロントデッキの角度を微調整してあわせることにしましょう。
放熱管、キャブ下速度計、分配弁、泥ダメ、解放テコ、ランプ掛け、つかみ棒、ステップ、などパーツがまだたくさん残っています。
関東合運に間に合うのか・・・来週から雨模様なので、塗装まで行かないかも。
【1/87・12mmの最新記事】