2011年11月10日

古典客車の比較

 先日購入報告を掲載したCON-CORのアメリカンダブルルーフ木造客車のことがきっかけで、いくつかのブログで話題が広がってしまいました。
 件の客車は六甲模型で見かけたことがあったのですが、そのときは購入することはなく過ぎてしまいました。その後、廣瀬氏がブラジル製の品物であるということで購入され、13ミリゲージに改軌されたものを運転会で見せてもらいました。そして、先日たまたま自分がネットオークションで出ていたものを購入したという経過です。

持ち寄れる機会があったので、いくつか関連する車輛を並べてみました。
20111110d.jpg
上 山内が購入したCON-COR の HO Old Timer Passenger Car DRGW CORCH#324
下 廣瀬氏が購入された「ブラジル製客車」で、13mmゲージに改軌、塗装も塗り替えられデッキ手スリも作り替えされています。

20111110e.jpg
上はCON-CORの16.5mm製品のまま
下は13mmゲージに改軌され長軸になっています。JMというのかどうかは?
床板には 「MADE IN BRAZIL」の刻印があるのは共通です。CON-COR製品の箱には 「Made in China」の印刷があります。 


20111110b.jpg
関連車輛を並べてみました。向こうが件の客車、手前左はBlackstone Models のHOn3スケールD&RGW284号、右はROUNDHOUSE製34'OVERTON CAR COACHキット組み品です。

20111110a.jpg
上から二つ目がD&RGW3ftナロー線の客車をHOスケール10.5mmゲージでつくられたものですが、他の3種は同じようなアメリカンダブルルーフ客車をフリーランスで16.5mmゲージに仕立てたモデルでしょう。最上のROUNDHOUSE製品はショーティとして独特のデザインになっています。

20111110c.jpg
車体幅や屋根の様子を見ると、ROUNDHOUSE製品が短くて幅が広いことになっています。

廣瀬氏は1/80の見立てで利用されていますが、実際に測ってみることにしました。
Blackstone Models製品284号とCON-COR製品324号で車体の長さを測ります。デッキは含みません。284号が134mm、324号が149mmです。284号は1/87のはずなので、134mm×87=11658mm、11658÷149≒78.2 となり、車体長的には1/78のモデルと考えられます。幅は284号が29mm、87倍して78で割ると32.3で、324号の実測幅と一致します。 なるほど、1/80でもなく、OOの1/76でもない、微妙なスケールダウンでつくられているようです。
 しかし、スタンダードゲージの客車にもこのくらいの大きさのものがあったとすれば、HOスケールということになるのかもしれません。当時のアメリカ木造ダブルルーフ客車の一例の図面では、車体幅が9'8"となっており、3.5mmスケールでほぼ35mmとなります。これはROUNDHOUSE製品がそうなっているので、スタンダードゲージ車体断面の車体長ショーティかともいえそうです。
そして、何と結縁氏のところでもこのROUNDHOUSEの客車が増備され、さらにCON-COR客車も発注されたということで、ちょっと面白い広がりになってきました。

まあ、ちょっと興味半分で測ってみましたが、アメリカの木造客車のことなどはよくわからないのです。適当に小編成で運転して遊べたらよいかなと思っています。
2011年11月10日 22:05 | コメント(2) | 1/87・16.5mm
この記事へのコメント
日本型化?できるかという点でこのCON-CORの客車がよいのは車体幅が米国型としては比較的狭い点です。以前廣瀬さんに現物みせていただいたときそういう印象を受けました。ラウンドハウスの客車は山内さんがいわれるように当時の米国の木造客車のショーティーで断面はそのままなので日本型古典客車としてみると少し車体幅が広すぎるようです。ラウンドハウスからは50feetの古典客車も出ていますがこれも車体幅が広いので、日本型としてはどうか・・ということになります。
唐竹割りで車体幅縮めるのもちょっと大変です。
Posted by ゆうえん・こうじ at 2011年11月11日 23:20
ゆうえんさん、コメントありがとうございます。
ラウンドハウスのショーティ客車はわりと古くからあるモデルですね。今は完成品4両セット売りになっているようですが、1両キット売りはもうないみたいです。それほど難しい組立ではないですが、やはり完成品指向なんでしょうか。
CON-COR客車はスタンダードゲージ客車とすると小柄・・・というか微妙なフリーランス設計でつくられている点が面白いです。そのままでも、改造でも応用範囲広そうです。

Posted by ヤマ at 2011年11月12日 10:46
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