
上からCOACH324号、COACH324号、BAGG382号です。COACHの車番が同じものになっているので、できれば違う番号にしたいところです。車体の塗り直しなどの作業はしたくないので、簡単にできる方法はないか、車番の部分を観察して小一時間・・・?

カッターで軽く削って、4を1にすることにしました。

なんとか321号の誕生です。 さて、車輪を交換するべく台車からはずしたところ・・・

左が左の台車からはずしたもの、中が右の台車からはずしたもの、右はINTER MOUNTAINの輪軸です。
CON-COR客車の元の輪軸は、どうも軸長が短い感じがします。タイヤやディスク部の形状も個体差があります。輪軸の製造もブラジルでしょうか。

CON-COR客車の右側台車にはまっていた輪軸の軸長を測ったら24.0mmです。INTER MOUNTAINの輪軸は軸長が25.4mmで1.4mmも長いです。CON-COR客車の台車へINTER MOUNTAINの輪軸をはめてみようと試しましたが、まったくはめ込むことができません。33"の米国型用交換輪軸は今のところこれしかないので、手持ちの日本型1/80・16.5mm用でも何か使えそうなものを探しました。9.5mm径でピボット軸の輪軸は手持ちがなく、10.5mm径でもはめてみることにしました。日光製品は軸長が長くて使えません。エンドウ製品があったので測ってみると23.8mmです。これならはまりますが・・・・

左側の台車にはめてみたら、何とユルユルです。0.2mmでこんなにユルいのかなと思って、元の輪軸の軸長を測ると

何と24.5mmです。他の輪軸も測ってみたら、24.0mm〜24.5mmの間でバラツいていました。で、24.0mmがはまっていた右側の台車にエンドウ製品をはめてみたら、少しユルめですが左側よりはマシです。台車も輪軸も個体差が相当あるようです。

他に探し出してきたのが、珊瑚の松葉スポーク車輪です。ピボット軸で軸長24.2mmで、これがピッタリはまって回転も素晴らしいのです。そして10.5mm径スポーク車輪をつけると、少し腰高になって1/80日本型の雰囲気に見えてきます。
いろいろ交換してみましたが、自分としてはアメリカンタイプにしておきたいので、やはり33"径プレート車輪ピボット軸24.2mm軸長の輪軸を導入する必要があります。INTER MOUNTAINの輪軸は貨車用に回すとして、結局、元のCON-COR輪軸をつけてこの作業は終わりにしました。
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φ9.5はあまり持っていませんが、海竜(バックマン?)の古典客車の輪軸は軸長24.64。チィッチトレイングループのプラ輪軸は25.25、ラウンドハウスが25.6でいずれも長いです。海竜のを少し切削するとちょうど良いかもしれません・・・
現状のままでも大きな問題はないのですが、米国型用挽物車輪もいろいろ発売されているようなので、まあぼちぼち探すことにします。
軸長24.5mmのφ9.5ならアルモデルの車輪が適合するのではないでしょうか?私はこれで試してみようかと思います。
http://homepage3.nifty.com/arumo/rp0002.htm
なるほど、プレート輪芯でちょうど良さそうですね。ゆえんさんのお試し報告をお待ちしております。
またKNさん特注のφ9.5スポーク車輪にも交換してみましたが、軸長が24.8mmと少し長く、台車には嵌まるものの回転抵抗はつよいので、軸孔の加工が必要なようです。なおこの車輪は一本\400なので、車輪代のほうが客車一両より高くなってしまいます(笑)。
あとカプラーは、カプラーの孔にスリーブを作ってはめると前後方向のガタが消えて、安定するようです。真鍮で挽いてもよいのですが、なにかよい材料がないか考え中です。