社紋をどうするか考えて、「南薩」ではなく「江若」にすることにしました。
レタリングを施す作業です。ストックしている各種インレタを動員しています。58はIMONの貨車用、荷物はMWの客車用です。MWのはかなり古いもので、経年劣化で食いつきが悪くなっています。

車掌もつけてみましたが、文字がバラバラに剥がれてうまくいきません。で、車体に残った文字が、これまた車体からうまく剥がれないんですよね。セロハンテープなども使ってみましたが、塗膜も剥がれてくる場合があります。

MWののは一旦剥がして、結局、珊瑚の客車用から利用しました。そのあと、形式、換算など使えそうなものを探します。MWのトフ用の余りに使えそうなものがありましたが、片面がうまくいっても反対側で転写が不調になり、予備がないので結局両方剥がしたりすることになりました。案外調子よかったのが、乗工社の軽便用インレタです。相当古いモノですが、形式のニフ58という文字を利用しました。

換算重量は木造車なので積1.0空0.8くらいが良いのですが、MWの余りに一カ所だけしかなくて使えません。数字一個ずつ転写する方法も考えましたが、目が付いていかないのでIMONの貨車用から積2.0空1.0をつけています。

半艶クリヤーでコーティングをかけ終わったところです。社紋は自作デカールのストック品を使いました。インレタもデカールに転写してから、水貼りした方が位置合わせなどしやすいかもしれません。形式などは傾いています。

屋根を塗装しました。全部マスキングテープを剥がしたところです。

車体内部はこんな感じです。ニス塗りのイメージとはちょっとちがいますね。

下回りと合わせてみました。窓ガラスは実物では保護棒が入っているようです。江若の古い写真なども調べてみます。
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