
DB81とハボ5を連結してエンドレスを周回。起動時に少し押さないと動き出さないときがありますが、概ね調子よく走ってくれました。
さて、このレイアウトを運転するため、電池式パワーパックを作りましたが、ゆうえんさんから保護回路がないのではないかという疑問をいただきました。電池電源でトランジスタが壊れるほど電流は流れないだろう・・・という想定で、手持ちの部品を集めて作ったのですが、さて実際のところどうなのか実験をしてみました。

機関車を最高速で走行させ、テスターと電流計で測定です。ニッケル水素充電池6本で1.2V×6=7.2V電源ですが、だいぶ使っているとのことで、レールでの出力電圧は6V足らずです。電流は0.1Aくらいでしょうか。

レール間をクリップコードでショートしてみました。出力は1V以下になり、電流は2.7Aも流れています。
Vcc=7.2Vとして、7.2×2.7=19.44W をトランジスタで消費していることになります。2SD234は25Wなので発熱はしますが壊れるまでには至らないようです。しかし、Icの限界が3Aなのでちょっと際どい状態です。
最近の充電池やアルカリ電池は、単三といえども相当な電流量を流すことができるようです。Vcc=12Vではもっと流れるかもしれません。やはり保護回路を入れた方が安全ということで、持ち帰って改造することにしました。