
金属ケースに入れて導通テスタもつけられたパック 電源は充電式単三蓄電池10本使用
ただし、以前の回路では保護回路が貧弱なため、使い方を誤ると危険なことがあるようです。この会場で使う前の機会で、出力がショート状態のまま気がつかずに来場者と話をしていたら、温度上昇を招いて部品焼損となってしまったそうです。短絡時の電流は部品の定格以内で設定していますが、長時間ショートしたままでは最終的に熱破壊になるでしょう。これは対策が必要ということで、以前にコメントでアドバイスをもらったポリスイッチをつけてみることにしました。主回路に直列に入れるだけですが、どのくらいの動作をするものか実験してみました。

クリップ配線で回路を作り、電圧電流を測りながら実験です。ポリスイッチはRXEF065とRXEF075で試してみました。
RXEF065では通常使用時の電流が少なめかなということで、RXEF075をつけることにしました。
負荷は宮沢のED77で、古い縦型の2個モータ機関車です。
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0.6Aくらいで運転できますが、片方の動力を手で押さえて止めてみました。もう一方の動力は回り続けています。電流は1.1Aとなってそのまま押さえ続けると、25秒後くらいにはポリスイッチの動作で出力が下がっています。この設定では1Aを超える負荷では継続して運転できませんね。最近の消費電流の少ないモータなら大丈夫かとおもわれるので、とりあえず作ってみて実用上問題があればまた対策することにしましよう。
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