
InterMountain の40ft Box Car 190070です。床下の梁の表現があり、ハンドブレーキロッドも通っているので、急カーブでは車輪のフランジが当たるようです。何となくスレるような音がしていましたが、これが原因と思われます。プラどうしなのでショートはしないし、弾力もあるのでスレながらも通過できていたようです。

反対方向への動きですが、床下の梁とハンドブレーキのチェーンに当たっています。ここまでの急カーブを通過させる必要もないのでしょうが、走行性能優先として運転ボードの曲線を安全に通過できるように加工します。

ハンドブレーキロッドは車輪の当たるところをカットしました。床の梁もフランジが通るように少し削っています。

こちらもチェーンのところをカットしています。輪軸はInterMountainの金属製に交換です。
他の InterMountain や RedCaboose の貨車で、このような例になるものは対策を施してやりました。Athearn や RoundHouse の貨車は、梁や配管など表現が控えめなので、車輪がカプラーポケットに当たるまで動きます。
金属製輪軸に交換した貨車で編成をつくり、ED76で牽引してみました。走行ルートは曲線ポイントの内方、一部R356が入っています。パワーパックは交流電源式のものです。
ダウンロードは🎥こちら
かなり速度を上げても安定して走れるようになりました。一部黄色い貨車がプラ輪軸のままですが、ハイキューブボックスカーはちょっとふらついてますね。最後は最後部のコカコーラ・カブースが曲線ポイント内方へ追従できずに、外側へ飛び出してしまいました。
コカコーラ・カブースはバックマン製品ですが、交換した金属輪軸の車軸が台車と合わず、台車内でオドるような状態になっているので、それも原因かと思われます。
【追記】
コカコーラ・カブースのInterMountain製輪軸は軸長25.4mmなので、D&RGWカブースオールド0305のさかつう輪軸と交換しました。さかつう製品の軸長は25.7mm(さかつうとしては短軸の製品)でInterMountain製より若干長く、台車とのマッチングも良くなり、安定した走りとなりました。0305はInterMountainの車輪でも大丈夫です。 (2012.08.02 22:45)
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