アメリカ型貨車プラキットでインターマウンテンのホッパー車を組むことにしました。
屋根上のハッチや前後のハシゴ枠など、なかなか手間のかかりそうなキットです。
台車も組み立て式になっています。
とりあえず屋根から組んでみましたが、ランニングボードの脚が屋根の穴へすんなりと入りません。Φ0.7で拡げながらの作業です。
ハッチとランニングボード脚を取り付け終了。脚の予備が2コついていました。
台車も組み立てて、屋根をボディに合わせてみました。この台車は36”車輪になっているようです。日本型1/80ではよく使う10.5mm径車輪ですが、HO貨車で9.5mm径を見慣れてくると36”は大きく見えます。
カプラー高さをチェックするため、台車をタッピングねじでボルスターへ直接とめます。
ハイトゲージでチェック。そのまま素組みでカプラー高さが合うようです。それにしても、この車輪はフランジのバリが多くて、このまま使うのは躊躇するパーツです。いずれ金属輪軸に交換するか、台車まるごと交換でしょうね。
Bエンドのパーツを取り付けました。屋根と同じように穴がキツいので、ここでも拡大しながらの作業です。ブレーキシリンダからのテコは床板のスリットに差し込むのですが、これもキツくてヤスリで拡大です。工具もいろいろ動員して、パーツあわせにかなりの手間がかかります。アサーン青箱キットのようにサクサクとはいきません。
下回りも何とか形になりました。カプラーはKadee#14です。
屋根をはめ込んで、エッチング製ランニングボードを取り付ければできあがり。
ですが、ウエイトを取り付けるのを忘れました。同梱されていないので、鉛板から切り出さねばなりません。屋根を固定してしまったので、床下につけるしかないようです。
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