雄別のコハ2は元北海道鉄道の日車流線型気動車であり、レイルNo.22 北線路(下)103ページの写真では1960年の撮影で、縦桟なしの一段窓で妻板に窓があります。製品は最晩年のタイプで妻板窓が塞がれ、側窓に縦桟が入ったものです。

縦桟窓は特徴的ではありますがあまり好みではないので、縦桟を撤去して一段窓にするか、二段窓にしてみようかと考え中。二段窓の材料として、高知鉄道キハニ2000から内貼りを出して合わせてみると、窓ピッチなどはピッタリです。さすがに日車流線型の設計ですね。しかしドア間の窓数が合わない、ドアは高さの関係で使えない、ドアから外側は寸法が合わない、などで切り継ぎになりそうです。

二段窓にすると北海道鉄道の気動車になってしまうので、雄別客車時代の雰囲気も残しておきたいということもあり、縦桟撤去の一段窓にすることにしました。とりあえず素組みで始めます。

前面の日車流線型を取り付けて、車体の主要部はできあがりです。
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