掲載された写真をよく見ると、御陵駅3階の軌道上付近まで水が来ており、その先の線路も水没しているようです。御陵駅から地下鉄六地蔵側へさらに下り勾配になっており、東海道線と重なる付近セブンイレブンのあたりが最深部となっているようです。ほぼそのままの深さで山科駅へ続いています。したがって水面が御陵駅の軌道だとすると、下り勾配のトンネル内も完全水没している可能性が高いように見えます。交通局の復旧計画では19日正午の運転再開を考えているようですが、排水だけでなく諸設備の点検で異常があると順次延期になる可能性も高いようです。
六地蔵−小野間 9月18日乗車の撮影です。

六地蔵駅の電光掲示

復旧の見通しも出していましたが・・・

小野行き電車の終点表示です。
さて折り返し運転はどのように行われているのでしょうか。六地蔵−小野間の線路略図です。
醍醐−小野間には車庫があり、矢印の先から本線をくぐって車庫線に入ります。醍醐駅の両渡りポイントは、醍醐駅が終点で醍醐−六地蔵間が未開通の時代のものです。

六地蔵駅は通常の折返しができますが、小野では1番線到着客扱い後ドアを閉め、運転士は車内を通って運転台を移動、入換信号によって入出庫線の中線へ引き上げます。中線で運転台を移動し、小野駅2番線へ据え付けて六地蔵行きとしてドアを開けます。

小野駅1番線から中線へ入る回送電車
折返しの様子を動画で撮ってみました。5分かかっていますので、そのつもりでご覧ください。
ダウンロードは🎥こちら
入換信号機があるので、出入庫の回送電車では普段から行われているものと思われます。
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