
タニカワキットから流用した手スリのゆがみが直らないので、結局全部はずして作り直すことにしました。今日は塗装かと思いましたが、手戻りになりました。

1mm厚真鍮版で9mm手スリ用のジグを作り、0.35mm径 真鍮線を曲げました。右側は外したもの。

カプラーを交換したので高さチェック。わずかに高いですが許容範囲。今回の企画では(連結器はKadeeもしくはKadeeと連結可能なもの)という指定で、ナックルの大きさや高さについては指定はないようです。今回のように多くの参加者の車輛を連結して運転を楽しむことになると、連結器が重要なファクターになってきます。
16番日本型ではKadeeカプラーの取り付け高さをどうするか、という点でいろいろなやり方があるようです。日本型実物の連結器高さ880mmの1/80で11mmにする方法、Kadeeの寸法(というかNMRAのS-2)による25/64”≒9.93mmにする方法、その中間の10.5mmにするという方法もあるようです。1mm程度のずれですが平坦線ではナックルがかかりますが、線路の凹凸や勾配の起点終点付近では影響が出る可能性が高まります。
16番日本型客車でも妻面下部の端梁ディテールが細密になってきて、自連の胴受の表現などがあると連結器だけを1mm下げて取り付けるのはどうか・・・ということがあるようです。完成品でもKadee互換カプラーを備えているものがほとんどなので、このあたりの設計はどんなふうになっているんでしょうね。
自分のところではKadeeを装着している16番車輛はKadeeの寸法に合わせています。しかし、ダミイ自連で胴受のある単行電車などでは11mmにしています。ダブルスタンダードですね。(笑) おかげで単行両運電車でも、新潟交通モワ51は貨車を牽くのでKadeeで胴受なし、ダミイ自連の銚子電鉄は胴受をつけて11mmです。

洗浄して全体を組んでみました。
実物写真を検索したところ、近代化改造で便洗がHゴムになっているタイプは、改造部分のヘッダがないタイプが多いようです。客室窓はやはりアルミサッシです。
ヨンサントウ以前で、青塗装で、番号が限定されているのでどうしましょうかね。