このDD1352の元は、クマタのDD13未塗装完成品なんですが、製品の元箱の中にライト類のユニットを入れたまま、空箱扱いでしまい込んでいました。これを探し出すのに、空箱入れの箱をいろいろ開けて、ようやく探し出して一安心です。

加工前に記念撮影。

黄色いウレタンが入っていましたが、劣化が進むことなく無事でした。その中に入っていたライト類のセットと取説を出します。

前照灯ユニットは電球ボックスの中に米粒球が入っており、光ファイバーでプラ整形のライト材に導光するようになっています。

どのくらいの明るさか点灯してみました。12Vで点灯していますが、LEDに比べるとホワッとした感じです。上に置いた真鍮板は電球ボックスの遮光です。

さて、作業のために機関車を分解していきます。調子よく走っていたので、バラすのは久しぶりです。デコーダは手持ち在庫がDZ123の一個だけです。けっこう大きいモーターだけど、デコーダの容量は大丈夫か?

さらにバラしていって、動力部をはずしてしまいました。モーターは16mm径、30mm長さの円筒型ですが、おそらく有鉄心モータと思われます。端面にORIONの刻印がありますが、型番やメーカーはわかりません。
さて、ここから全輪集電をする方法とデコーダの置き場所やライト配線を考えねばなりません。それから何と、まったくウエイトを積んでないんですね。真鍮製客車3両牽引専用なので、あまり影響なかったようです。IMON原宿店の勾配も3両牽いて登っていました。でもこのチャンスに、少しくらいはウエイトを搭載しましょう。
課題がたくさんありますが、今日はこの辺にしときます。
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