2008年01月28日

停止位置調整

ATOによる自動運転が行われている地下鉄東西線では、電車のドアとホームのドアの位置を合わせて停車すると、まずホームドアが開き、少し遅れて電車のドアが開くようになっています。この位置あわせは、電車のドアよりもホームドアの幅が少し広く作ってあるので、若干の停止位置ずれがあってもドアが開きます。
しかし、ATOによる停車でも、大きく位置ずれをおこすことがあり、これまでも何回か見ていますが、ほとんどが手前で止まってしまい、少し前進するというパターンです。今日は珍しく1メートル程度行き過ぎたようで、運転保安員がアナウンスを入れ、手動でバックをしました。
また、ATOによる位置合わせ停止ブレーキも強めにかかることが多く、ドアにかかりかけてもまだブレーキがきく気配がないときは、ドアのセンターラインを行き過ぎてから強いブレーキがかかって止めるようなしくみです。そのため、降車しようとして立っている人が急なブレーキでよろめくというシーンは頻繁に見受けられます。
以前に地下鉄東西線から六地蔵で京阪宇治線に乗ったのですが、オールM車の2600系4連の起動停止が大変スムーズで、停止位置も全くずれることなくショックもなく止めていました。
自動制御もベテランの手動運転にはかないません。

20080128a.jpg
写真は内容と全く関係ない、今日の二条駅のハトです。

乗車記録
醍醐8:01普通5504二条
二条8:33普通233Mモハ112-5325園部
園部16:39普通260Mモハ112-7020二条
二条17:43普通5104醍醐
2008年01月28日 18:43 | コメント(2) | 京都市交
この記事へのコメント
立て続けで住みません。

>自動制御もベテランの手動運転にはかないません。
私の経験則から行っても、どう見ても人間の方がスムーズなような気がします。

まあ、自動運転もプログラム次第だとは思いますが・・・。
デジタルに制動をかけるのではなく、もっとファジー(最近聞かんなあ。死語と化したか?)に制御したらいいんじゃ、ないのでしょうかねえ。
Posted by スタジオOWADA at 2008年01月29日 22:33
OWADAさん、立て続けにありがとうございます。
ファジー制御ありましたけど、言葉通り曖昧と化してしまった?
地下鉄のブレーキ制御は、停止寸前のブレーキゆるめができてないようです。なんだか運転シミュレータゲームのような感じですね。
Posted by ヤマ at 2008年01月31日 01:34
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