原形テンダーモーターのままにしておきたいのですが、走行起動時にモーターのトルクによってテンダー全体が大きく揺れてしまいます。走行も不安定になるので安定化をめざして少し加工してみました。

台車枠の中に軸受枠があります。テンダーの揺れはボルスタの径が小さく、テンダー台車のローリング可動範囲が大きいのが原因のようです。

ボルスターの加工は困難なので、揺れたときの可動範囲を極力抑えるように考えます。クラブメンバーの加工例も参考にしました。

台車をはずし、軸受け枠取り付けネジを、長めのものに交換しました。
M1.4×4のプラネジです。
台車を取り付けて走行テストをしました。ここからは動画です。
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起動時の揺れはほとんどなくなりましたが、本体とテンダーが若干ずれることがあるようです。
単機で本線走行させてみます。
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エンドレス周回は特に問題ないようです。6番ポイント分岐側への進入です。
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ポイント背向から進出するときに先輪が脱線しています。よく調べると、ポイントで脱線しているのではなく、カント付き曲線に入るジョイントで脱線しています。ひねられたような動きになるので、追従がキビしいようです。復元バネの具合をゆるめに調整してみました。
ナハフ11を連結してみる。
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エンジン側の上下分解なしで、何とか走行の調子を取り戻したようです。
あとはウエイト補重をするかどうか、というところ。補重すると走りの調子も変化する可能性があります。
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ボイラ内に小型モータを入れることが出来ると思いますが、乗工社のオリジナル方式で残しておきたいので、動力は改造していません。