2019年06月13日

西大寺ハボ12 - 下回り

10.5mmゲージ化した西大寺ハボ12の続きです。

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床板に車体枕梁を取付。台車上部が床板の側梁に当たるので、0.6mm厚真鍮板破片で嵩上げしてみました。

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台車を取付。段付きネジではなく、普通ネジとワッシャとパイプとバネの組み合わせ。

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IORI製アサガオ型連結器ねじ止めタイプ角形・長を取り付けた。台車外側と床板外側が同じ位の幅。

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真横から。ハボだからブレーキはなかったのだろうな。手ブレーキハンドル無いし。

訂正 2019.06.14
写真とかパーツよく見たら手ブレーキついてました。旅客車でブレーキ無しは危険すぎですね。

2019年06月13日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2019年06月11日

西大寺ハボ12 - 改軌よし

西大寺の客車の改軌つづきです。

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輪軸の改軌はできましたが、台車の方は意外とやっかいです。台車枕梁は改造というわけにはいかず、を新製する必要があります。

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キットと同じ形でなくても良いので、0.6mm厚真鍮板でそれらしい形に作りました。台車幅が元の寸法+1.5mmになるように、台車枠取り付け穴をあけています。真ん中のがキットオリジナルの台車枕梁で2枚重ね構造です。

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台車固定ねじ幅間が11+1.5=12.5mm。

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両側の台車枠を枕梁で結んでネジで固定するので、ひねりのような動きはできない構造です。
机上の傾きで転がるので大丈夫でしょう。

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車体側とマッチングさせるのが次の課題。

2019年06月11日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2019年06月09日

西大寺ハボ12 - 輪軸改軌

キハ1の車体へは行かずに、客車に手を付けました。

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金属車軸プラ車輪の輪軸が入っています。台車はロストですね。

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車軸径を測ってみます。1.5mmですね。改軌は内径1.5mmパイプを使ってゲージを拡げ10.5mmゲージにします。

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バックゲージ7.4mmです。真ん中あたりで切ってパイプ車軸でつなぎます。

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旋盤ないのでドレメルを動員して糸鋸で切ってヤスリ仕上げです。NMRA Standard HOn3 のバックゲージB=8.89mmですが、+側0.05mmまでOKなので、8.9mmを目指して内径1.52mm外径2mmパイプを切断します。

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ドレメルにくわえてヤスリで少しずつ調整。8.9mm長さのパイプを4本つくりました。

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無精して手近のニッパで車軸を切りましたが、刃が欠けなくて良かった。糸鋸で切った方が安心です。パイプの穴は接着剤用。

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車軸をパイプに入れて瞬間接着剤を少量付けておきました。

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HOn2.5→HOn3改軌で輪軸のデータは、
N=2.1mm
D=0.75mm  フランジが高いです。Dmax0.58mmを超えてます。
B=8.9mm
T=0.5mm
K=9.4mm
フランジ外径7.2mm
車輪径5.7mm
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コロガリ状況はボギー台車に組み込んでみないとわからないですが、台車枕梁も拡げる必要があるので、ちょっと手間がかかりそうです。

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2019年06月09日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2019年06月08日

西大寺キハ1 - 改軌よし

競作課題の西大寺鉄道キハ1続きです。

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車輪座、モーターベースをトビカトップガードで塗りました。対象物と缶スプレーが近いですが、撮影のためだけです。

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トビカ塗り終わって乾燥も終わりました。

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さて、動力系を組み立てますが、順序が良くわかりません。組説には「各ギヤを取り付けます。」なのでどれでも良さそうですが、そうはいきません。組説には全体組図はあるのですが、ギヤ組み入れの順序の指示はありません。試しに大ギヤを組んでみましたが、その内側に小ギヤが入り込むようです。モーターにウォームギヤをつけてしまいましたが、台枠を組み立てて輪軸圧入をしてから取り付けるようです。

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なのでバラして小ギヤパーツを確認。

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左側のモーターベースとモーターと車輪座を組んでしまうのは間違いです。

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改軌用ワッシャを確認すると、0.5mm厚のが4枚しかありません。飛ばさないようにしないと。

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ギヤを取り付けた車輪座をアンダーフレームに取り付けました。モーターは一旦はずします。

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ギヤのない車輪座をアンダーフレームにとめて、モーターベースも共締めします。

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アンダーフレームの下側のようす。

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輪軸が入るかどうか、確認しておきます。少し丸ヤスリを通しておく必要がありました。

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車軸が入って軽く回るのを確認。

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ここからは組説どおりに行かないので、現物確認しながら改軌作業を進めます。軸の左右動を防ぐため、右上の真鍮リング状の車輪スペーサというのを使うようになってますが、9mmゲージ仕様で使うものなので、コレに変わるものを考えます。二つの車輪座の間で軸がふらつかなければ良いので、ここでは内径2.6mm外径5.0mm0.3mm厚のワッシャをはさむことにします。エコーモデルさんのパーツはありがたいことです。

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組説に従って卓上バイスで車輪圧入を行います。組説の順序ではモーターはまだつけてはいけないようです。先に車軸と車輪を組んでコロガリ試験をしてからモーターを取り付けるのが正しい順序です。

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アナログノギスでバックゲージを測ってみました。9mmになっているようですが力のかけ過ぎで、軸から車輪が抜けてきてゲージが拡がりました。車輪と軸の圧入効果が改軌した分だけ効かなくなっているようです。
再度、圧入を行ってから瞬間接着剤を少し使っておきました。

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もう一度デジタルノギスで測ってみました。Traget値に近くて良い感じ。

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改軌下回りとりあえずできた。

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駆動軸の改軌の様子。

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全体。配線のハンダ付けとか集電シューとかまだです。

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工作台の試運転線HO-HOn3デュアルゲージ線路にのせてみました。

8Vで往復試運転動画。

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集電シューの取付。9mmゲージでは踏面に当てるようになっていましたが、途中で90°ひねりを入れて車輪裏に当てるように曲げ直しました。

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モーター配線もハンダ付けして改軌動力は完成とします。2.5V 0.05A くらいで起動します。


2019年06月08日 22:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2019年06月07日

西大寺キハ1 - 競作品開始

競作課題として、とりあえず西大寺キハ1に手をつけることにしました。

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ワールド工芸のキットです。キハ2のキットですが、車番1〜5のインレタも入っているので、競作のお題どおり「1」にします。

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動力系パーツとエッチング板。車軸カットなどは無しで10.5mmゲージ化できそうです。

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両端が車輪座という名前のパーツ、真ん中がモーターベースというパーツです。組み合わせ部と折り曲げのスキマにハンダを流して起きました。

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改軌するに当たって、動力系の寸法を測ってみます。そのまま組むと9mmゲージになるので、+1.5mmで10.5mmゲージ化出来ます。車軸の両側で0.75mmずつ拡げてやれば良いので、手持ちのワッシャから0.5mm厚と0.25mm厚を重ねて使うことにします。

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ミツトヨのアナログノギスで車輪径7.2mmのようです。

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プラの駆動軸へ車輪を圧入する方式です。

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各部を測って改軌方法をまとめました。拡げたときの Back to Back がNMRA S-4.2に合うかどうか計算。Targetが8.89mmで+側0.05mmですから8.94mmmで規格内です。

組説では、1あらかじめ車輪座パーツを先に塗装しておくように書いていますが、雨が降っているので今日はこれでやめときます。

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2019年06月07日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2019年05月30日

競作課題検討

もうすでに完成させたメンバーもいて、そろそろ掛からないといけない。クラブの競作課題です。

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予定ではC11 1などを考えていたのですが、これも1なら改軌モデルにしてやろうというねらいです。キハ2のキットですが、キハ1も同じと見ていいようです。しかし前面ロストがどうも似てない。前面窓とヘッダが揃ってないようだし、どうしたものか。

まあとにかく10.5mmゲージに拡げられるかの検討が先ですね。
2019年05月30日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2019年05月26日

PU101西大寺整備

2週間前の運転会で走らせた10.5mm改軌の西大寺です。

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貫通扉側の連結器が破損しています。走行もおかしくなっています。

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これも乗工社PU101動力です。しかも改軌改造部分で問題発生。。車軸パイプから車輪が抜けてしまいました。池袋、醍醐とも、運転会での長時間走行をさせていたので、改軌した輪軸がゆるんできたようです。接着剤で組み直しましたが、フレが出ているようです。

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連結器も取り替えることにします。右端は開口部が劣化したもの。

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客車のハボ5の連結器も劣化しているので交換します。

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カプラーポケットの中に入るようにヤスリで削りました。

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連結テスト

走行テスト

単端なのに後進の方が調子よいのです。下回りを前後逆にできたかな?
2019年05月26日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2018年10月27日

連結器交換

昨日導入したIORI工房のアサガオ連結器を、HOn3西大寺の車輛に取り付けて見ました。

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取り替える前の状態はMWの朝顔カプラーです。リンクは燐青銅エッチング製。

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ハボのカプラーを取り替えました。ポケットを少しヤスリで削りました。左がはずしたMWアサガオ。
IORI工房製はポケットに対して上下方向が少しシフトしており、取り付け向きによって高さに対応出来ます。

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キハ4のMW朝顔カプラーの状態です。リンクが長めになってます。

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キハ4のカプラーを取り替えました。加工無しのそのままネジ止めです。

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高さが少し合わないようです。アサガオが向き合っていないと連結しにくいのはMWも同じです。ジワーと曲げてみて、何とか揃えるようにしました。

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キハが低くて、まだ完全には向き合ってないですが、リンクは何とかはまりました。

運転ボードのエンドレスで走らせて見ました。
高速でカッ飛んでいますが、連結器の性能には問題ないようです。4番ポイントも高速で通過できます。

推進運転をしてみました。

アサガオが完全に向き合ってないですが、推進しても大丈夫なようです。

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引っ張って連結をはずしてみました。リンクはハボの方に移動してしまいました。リンクがどっちに残るかは、引っ張り方やピンとリンクの相性?などいろいろな要素がからんで、どちらかに残ることになるようです。

連結、切り離し、運転性能的には特に問題は発生しませんでした。あとはリンク材の耐久性でしょうか。

2018年10月27日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2018年10月23日

動力検討

西大寺鉄道車輛の改軌で、使えそううかな?という動力を保存していましたが…

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だるまやの小型車用動力装置です。10.5mmゲージ用で販売されていました。
キハ7は9mmゲージ状態なので、線路の間にはまり込んでいます。

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だるまや動力は全体に大きいようですね。車輪径は8.4mmです。乗工社キハ7の車輪径は8.0mmで、0.4mmの違いではありますが、寸法以上に大きく見えてしまいます。

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裏返してみました。キハ7の軸距が15mm、だるまや動力は20mmです。そのままの流用は無理そうですし、車輪だけというのも菱枠台車には大きそうです。

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やはりこれを改軌するしかなさそうです。
パイプ軸方式にするか、車輪を軸から少し抜いて拡げるというのはどうか?
2018年10月23日 23:00 | コメント(0) | 1/87・10.5mm

2018年10月17日

西大寺ポイント走行試験

運転ボードにHOn3線路を小判形に敷きました。途中に4番ポイントで待避線を入れています。線路はシノハラ製フレキシブルトラックです。

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曲線半径は386mmで直線長さは850mmです。
ポイント転換はカブースインダストリーの手動転換器がついています。

キハ4の単行運転でエンドレスと4番ポイント走行試験

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続いてハボを牽引してみます。連結器はモデルワーゲンの朝顔形ピンリンク式です。リンクはC形と分類されているものを使用.

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連結器の状態をアップで。 牽引時はリンクがピンの両端にかかります。

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推進時は朝顔で押すまで行かず、リンクが押し込められて連結器本体同士を押し合っています。押すときは朝顔ヘッド同士が当たるのが正しい?動作でしょうね。リンクが長いのが原因か。

キハ4は軸距が16mmで、低速で4番ポイントに入ると、フログにはまり込んでしまいます。それでも通過できるのですが、客車の車輪がはまってショートしてしまいます。ある程度の速度を出して通過しなければなりません。

2018年10月17日 23:00 | コメント(2) | 1/87・10.5mm