2021年05月30日

湖西線から江若線路跡

5月29日土曜日、所属クラブの NetMeeting 、第58回です。
画像記録を忘れましたので、乾杯画像は掲載なしです。

5月28日、江若鉄道線路跡探訪つづきです。
湖西線新快速電車3438M車内から動画を撮ってみました。

比良川橋梁通過から近江舞子到着まで

2020年11月5日の現地を徒歩で見たときは、アウトドアリゾートの建設へ向けて土地の整地を進めているところでした。その後、工事は進んで建物がたくさん建ち並んでいます。しかし、元江若線路跡の橋台を利用して、新しい橋を架けたところもあるようです。

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エリア内の路盤跡を利用した道を作ったようで、水路を渡るところの江若鉄道線路跡橋台を利用したものと推察されます。

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湖側から山側へ撮っているので、上とは撮影方向が真逆ですが、おそらくこれの利用ではないかと思われます。 1968年8月18日撮影 近江舞子南口−近江舞子

北小松−白鬚の国道161号バイパス工事も進んできています。
北小松駅発車からトンネルまで

北側はどこへつながるのか、乙女が池付近の線路跡が壊れないよう願っています。
2021年05月30日 23:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年05月22日

北びわこと鳩特急

関東鉄道でない522を探し出しましたが、ストックに置いておくことにして、ここ数日の話題に上がっている関連を掲載します。

北陸本線で走っていたSL北びわこ号が運行終了するという発表が5月21日にありました。1995年夏から走り出したので相当長い期間になりますが、2019年秋以降は運転されていないということで、24年間の運行で終了になりました。

乗車したことはないのですが、一度だけ、C57+C56重連運行の時に、録音をしに行ったことがあります。発車シーンが良かろうということで田村駅へ出向きました。
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9243レ SL北びわこ3号  1997年3月2日 田村駅

WEBページにはまだ掲載してないですが、発車サウンドです。汽笛音量注意。
あらためて聴いてみると、北びわこ号の12系って両端スハフ12なんえすね。

もう一つ、京阪電車での土日減便ダイヤで、一般車が特急運用に就くことが多くなり、各系列回り持ち?で昭和の電車も特急幕で走ることがあるようです。直接に写真を撮りに行ったり見に行く機会もないので、ネットに上がる写真を鑑賞させてもらう安易な趣味になってますが、2600系の幌吊りガイコツテールを持つ車輛も特急に就いていて、かなりの人気?になっているようです。車掌台側二段窓の2601か2624の編成はまだ特急に入ってないようですが、5000系が特急に入るかも、とかいろいろ期待を持たせる京阪電車ですね。

2600系特急のきれいな写真は撮り鉄さんのを鑑賞させてもらうことにして、昔のへたくそな写真を貼ることにします。
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1967年7月13日  2000系の代走特急
たまたま運用の都合か、めずらしく2000系が特急として運行する場面に出くわしました。臨時特急ではなく、定期特急の代替車です。卵形断面と幌吊装置で2000系とわかります。ハトマークの特急標識が少し汚れているのが気になりますが、おそらく緊急用の予備板でも使ったのでしょうね。
2000系は貫通扉に車番があるので、鳩マークを取り付けるとかくれてしまうのは残念。

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カラー化サイトで色付けてみました。ハトマークの上半円は赤色のはずですが、2000系と同化したのか緑になってしまいました。


2021年05月22日 23:00 | コメント(1) | 実物鉄道一般

2021年04月21日

スキーで鍛へよ

江若鉄道の沿線スキー案内書です。

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セピア調というか、青紫というか赤紫というか、なんとも微妙な色合いです。

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発行年とかが記載されていませんが、13年12月〜14年3月のカレンダーが載っています。昭和13年(1938)〜14年(1939)のパンフレットと思われます。

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冬のスキー客輸送に力を入れていたようです。

このパンフで重要なのは、省線大阪駅から近江今津へ乗り入れる列車の情報が掲載されていることです。
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大阪より直通列車
ヒラ、クツキ、アイバノ、箱館山、マキノ方面に行かれる方々のために1月8日より日曜、祭日に省線大阪驛から近江今津行の省社直通臨時列車を運轉致します之を利用されると乗換の手数が省けて樂に行けます

キニ9のイラストと共に案内文がありますが、この直通列車はキニ9で運転されていたわけではなく、関係者の証言では蒸気機関車牽引の客車列車であったようです。膳所から京阪との3線区間を通って乗り入れていたのでしょう。
この件は、もう少し調べてみたいと思います。
2021年04月21日 23:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年04月10日

京急410号

久しぶりに日付遊びネタです。たまたま撮っていた京浜急行400形がありました。

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普通 浦賀行 410号ほか4連 1974年3月24日  横須賀中央駅 かな…?

ネットの着色サイトを通してみました。
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うまいこと赤色がついてくれました。 屋根も赤くなっていますね。
2021年04月10日 20:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年03月17日

江若開業の頃の列車

江若鐵道開通式を伝える 大正10年3月13日付 大阪毎日新聞です。

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手持ちの画像資料は複写を重ねたものなので、記述の文章内容がほとんど読み出すことができません。3月13日に開通式を行う、ということのようです。
運転時間と運賃が掲載されていますが、文字はわかりません。かろうじて運転時間の漢数字が少しわかるかなという程度です。運転時間数字が並んでいる行数を数えると、下りが12本、上りが11本で書かれているように見えます。


「びわ湖鉄道歴史研究会」の資料によれば、

開業当時の「列車の編成は、3等客車4両と2等客車1両の5両編成で、1列車350人の輸送力を持っていた。運転時間は、三井寺・叡山間20分、運転回数は3往復。運賃は三井寺から叡山まで30銭、往復55銭であった。 『新旭町誌』627 頁
なお、「貨物輸送は未だ国有鉄道=官線に連絡していないため、ほとんどまとまったものは見られなかった。 『鉄道史学』江若鉄道の成立と大津市 NO2 藤田貞一郎 鉄道史学会 1985 年 88 頁
当時江若鉄道は、三井寺下〜叡山間に滋賀駅しかなく、所要16分で1日12往復のみの運転であった。 『京大鉄道研究会』江若鉄道

このような各種記述があるようです。
新旭町誌の「5両編成で350人の輸送力」となると1両70名の収容となりますが、10m足らずの2軸木造客車で70名は超満員状態になりそうです。
当時の三等客車の定員は54名だったので、5両編成で250人の誤記の可能性も考えられます。
「輸送力」なので実際に乗ったかどうかはわかりませんが。
列車運転回数については、開業翌日の3月16日から、比叡山延暦寺で伝教大師1100年大遠忌がおこなわれており、その参拝客輸送にも携わるとすれば、新旭町誌の「運転回数は3往復」は少なすぎるように思われます。
京大の「1日12往復」の記述は新聞の時刻表に近いです。

2区間3駅、所要時間16分とすれば、列車交換の必要もなく、当時の客車6両のうち5両を連結して、1編成で往復ピストン運行していた、ということになりそうです。
タグ:江若鉄道
2021年03月17日 23:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年03月16日

江若鉄道開業時の機関車

江若鉄道の開業時の区間は三井寺・滋賀・叡山の3駅2区間でした。
蒸気機関車は2両でCタンクでしたが、ターンテーブルは設けられていなかったので転向はできず、逆向きで牽引を行っていたと思われます。蒸気機関車がどっちを向いていたか気になりますが、他の写真などから推測するならば先頭下り向き(叡山向き)であろうと思われます。よって上り三井寺行き列車ではキャブ側先頭逆機で牽引していたのではなかろうかと思われます。

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江若鉄道車両五十年より
上はメーカー公式写真のようです。下は三井寺下機関区で撮られたものと思われますが、この背景から向きがわかれば良いのですけどね。左隣の機関車はコールバンカのようなので左先頭のようです。後ろの機関車もドームが左でキャブが右なので、左が近江今津方と思われます。

とはいえ、竣工図の向きが右先頭左キャブになっており、三井寺向きだった可能性も捨てきれません。レイル84号湯口氏の記事でも、向きについては触れられてないようです。

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江若鉄道車両五十年より

機関車のためのターンテーブルは近江今津開通でも設けられず、タンク機関車での運行で行われていました。後にL型ディーゼル機関車も導入されましたが、これも逆向き牽引運転が行われていました。


乗務記録
醍醐9:35〜衣笠街道町10:25
衣笠街道町10:50〜五条坂11:30
五条坂12:30〜醍醐13:00

2021.03.17 記事分割しました。
タグ:江若鉄道
2021年03月16日 23:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年03月15日

江若鉄道開業百年

江若鉄道が開業して百年を迎えました。
1921年大正10年3月15日、三井寺−叡山間6kmが開通し営業を開始しました。
途中駅は滋賀の1駅のみ、三井寺下−滋賀間2.9km、滋賀−叡山間3.1km。
開業時車両は
大正9年8月製造 米国ダベンポート C形サイドタンク蒸気機関車 2両 1・2
大正10年2月製造 枝光鉄工所 三等客車 2両 ハ1・2 定員54
大正10年2月製造 枝光鉄工所 三等緩急客車 2両 ハフ1・2 定員54
大正10年2月製造 枝光鉄工所 二等客車 2両 ロ1・2
大正10年3月製造 東京服部製作所 無蓋貨車 2両 ト1・2
大正9年12月製造 枝光鉄工所 有蓋緩急車 2両 ワフ1・2
客貨車はいずれも木造2軸車

WEBページの方にも書いていますが、自分は母の里である安曇川で誕生しているので、京都の居住地まで江若鉄道で移動したものと思われ、最初に乗車した鉄道であると自分で認定しております。しかし写真撮影をしたのは、自分でカメラを扱わせてもらえる年齢になってからで、回数的には5回ほど撮っていますが、コマ数的にはそれほど多くありません。

開業当初の始発駅であった三井寺駅(大正14年に三井寺下と改称)で撮影した写真に、勝手に作った百年記念ヘッドマークを画像で貼り付けしてみました。
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1969年8月18日  三井寺下   キハ15  キハ21   C14形+C18形

自分の製作した模型にヘッドマークと横断幕を付けました。
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キハ14ハフ3   1/87・12mm

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キニ5ハフ8   1/80・16.5mm

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両方ならべてみました

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ヘッドマークが大きすぎるか、あまり似合ってない感じ

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キハ14+ハフ3  1/87・12mm

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キニ5+ハフ8   1/80・16.5mm

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横断幕を大きくしてみた


2021年03月15日 20:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年03月12日

片上鉄道キハ312

日付遊びネタで、片上鉄道のキハ312です。

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柵原行き キハ312  1990年4月7日  和気駅

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折り返し待ちのキハ312  1990年4月7日  柵原駅

この日は片上から柵原までキハ312を録音しました。
今のところ掲載しているのは本和気から益原の一駅間だけです。



2021年03月12日 23:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年02月17日

上田交通5271号

数字並びが少し異なりますが、一応日付遊びネタの続き。
2019年の台風で崩落していた上田電鉄千曲川橋梁が復旧、3月下旬には電車の試運転も行われるそうです。

モハ5271_上田_19860321img_0010.jpg
1986年3月21日 モハ5271  城下−上田

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1986年3月21日 モハ5271  上田原

レール敷設工事のようすは信濃毎日新聞サイト

ライトアップをやっていたみたいですね。

こんなロゴができてたりしてます。

鉄橋グッズは速攻完売のようです。


2021年02月17日 23:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般

2021年02月15日

長崎電軌215号

日付遊びネタはもう対応困難になってきました。でも見つけた!

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1981年2月13日 長崎電軌軌道 215号  蛍茶屋
後部だけですが、番号文字が大きいので見つけやすいです。
新婚旅行のときに撮影したもので、歌のとおり雨でした。


これを忘れていましたので追加。(2021.02.18)
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1970年1月4日 C12 215  西舞鶴

タグ:C12 日付ネタ
2021年02月15日 23:00 | コメント(0) | 実物鉄道一般