年を越してカプラーの研究が続きます。
クラブメンバーの森井氏が自連の図面とモデルの大きさを比較したものをブログに掲載されました。
模型のカプラー写真と柴田式自連の図面を重ね合わせたもので比較されています。それによれば#705のヘッドは柴田式自連の大きさよりも若干小さめであるようです。
#705はHOn3用ですから、元はと言えば米国の3フィートナローゲージ鉄道の車両用ということです。ネットミーティングでは、米国ナローの自連寸法の資料があるのか?ということになりました。そこでリオグランデナローの車輌図面で比較してみることにしました。
これにナロー線機関車の図面も載っていたはずです。
80ページにD&RGWのK28の図面がありました。
煙室側に連結器が書かれているので、#705を置いて撮影いてみました。
側面からでは図面に近い大きさになっているようです。
平面図がないので幅などの状況がわかりません。
前面・後面図には連結器が書かれていません。
スタンダードゲージではどうでしょうか。
PRRのBテンダ機の図面です。
テンダ側の自連図面にKadee#148を合わせてみました。#148はスタンダードヘッドなので若干大きめになっています。よく使われる#5のヘッドは#148よりも大きいので、連結解放動作の実用本位の大きさで作られているようです。
スケールヘッド#158はどうでしょうか。
図面に合わせる前に気になったので、#158と#148のヘッドを比べてみました。
左がスケールヘッドの#158ですが、スタンダードヘッドの#148との違いがわかりません。もしかしてスケールヘッド=スタンダードヘッドなのか??
#158を図面と比較するのはやめました。