2019年06月04日

旧国整備

6月2日の運転会でようやく周回運転ができるようになったJMの旧型国電です。

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適当な2両用の箱がないので、3両はいりそうなモデルワーゲンのキット箱に入れています。

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クモハ53 と クハ68400 です。ピノチオの古いキットを組んだものです。1989年竣工の記録。16.5mmゲージで作りましたが、最近になって走り装置関係を交換して13mm・1/80にしています。

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周回運転で2両の連結面間に使っているエンドウの「連結できる密連」が劣化してきているようで、走行中にはずれてしまう状況が発生しました。そこで信頼性が高いと期待する(まだ実績も少ないので期待)IMONの密連に交換することにします。

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エンドウのカプラーをはずします。30年間ご苦労さん。まあそんなに動かしてないですが…。
あれ、何か袋の番号と中身が違うな。穴径2mmのHO-265のはずだけど…。

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IMONカプラー やっぱりHO-265です。先頭に付けているのは旧型の密連です。1/80用のはずですが大きいなぁ。IMONで旧型の密連は発売される可能性は低そうです。

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カプラー交換しますが、胴受のスキマに入らないので、少しヤスリで削ります。

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クモハ53 カプラー交換出来ました。

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クハ68400 も交換しました。

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高さが合いません。床面高さがあってないようです。

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クハ68は車体枕梁を少し高めに交換することにしましょう。これはキットのパーツそのままピノチオ製でしょうかね〜?

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日光製の半端モノがあったので、ピノチオ製ははずして交換します。

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交換して台車を取付。

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こちらはクモハ53の乗務員室側台車です。排障器と車輪が接触しそうなので、間隔を保てるように調整しました。

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クモハ53の動力側です。車体枕梁の取付方法を変更し、ネジを車体内へから取り付けるようにしました。クハ68との高さも調整します。

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クモハ53は動力試運転して確認


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連結器は中心高さ880mmの1/80で11mmになっているか、若干高めのようです。この2両で編成を組めれば良いので、編成内で合えばOKとしましょう。

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JMのエンドレス線路がないので、周回運転ができません。
「初めに線路ありき」とか。 製品があるうちにエンドレス線路を買っとくかな…。

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参考にしたのはこの編成  飯田線 本長篠  1982年8月26日撮影

追記
JMの記号付けなくても「1/80」だけで良いはずですが、「日本の実物1067mm軌間の鉄道を1/80で作る模型」を主にやっている方たちがJMと呼ぶのを決められたようなので、それに合わせています。模型なので尺度だけでもいいかと思いますが、線路との関係がいろいろあるので、尺度だけでは線路を走れなくなる模型もあるところがややこしいです。

2019年06月04日 23:00 | コメント(0) | 1/80・13mm

2019年05月06日

台車調整

先日の運転会で周回できなかった旧国の整備です。

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脱線しやすいのはクモハ53の運転台側非動力台車です。排障器をセンターピンとは関係なく固定できるように改造しました。ついでに集電シューもちょこっと追加。

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コロガリへの影響確認。

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全車輪集電になりました。


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組み立てました。サウンドデコーダとか入れてみたいところですが、スパイクモデルのモータートラックなので動力付近の配線構造を改造する必要がありますので、ちょっと面倒なことになりそうです。

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これは一日展示だけで、また箱へ入ります。


(20190509 追加)
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非動力側ボルスタをスパイクモデルのワンタッチセンターピンセットに変更しています。

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バネも同セットの柔らかいバネに変更しています。

しかし、周回運転のできるJM線路がないので、テストができないのが困ったところ。
タグ:JM 旧型国電
2019年05月06日 23:00 | コメント(2) | 1/80・13mm

2019年04月29日

バックゲージ調整

平成最後の昭和の日。
旧国クモハ53+クハ68ですが、JMに改軌したときのバックゲージを調整しました。

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1989年9月なので、平成元年の完成作品です。30年目ということです。

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2月3日の運転会でJM線路を走らせてもらったのですが、クモハの前台車輪軸のバックゲージが狭く、スラックのついた曲線で内側に落ち込んでしまいました。エンドレス周回もできずに持ち帰りでした。

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落ち込んだ輪軸を測ってみます。11.4mmくらいです。

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スパイクモデル製動力側の輪軸は11.55mmくらいでしょうか。

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クハ68の輪軸も測ってみます。11.55mmくらいです。落ち込んだ輪軸とは0.15mm程度の違いですが、この違いで落ちてしまうということですね。

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ねじ込み式なので、車軸と車輪を分解して、間に0.3mmワッシャをはさんでみました。11.6mmになってしまいました。広すぎるかも。

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そのまま組んで次の運転会で走らせることにします。乗り上げるようなら、ワッシャを薄くすればよいし。

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16.5mmゲージ用排障器を少し整形して取り付けます。

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わずかですが、ウエイトを増積しました。

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塗装しておきます。

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車体との組み立て。動力台車内輪軸だけの集電でアナログのままです。

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ジャンパ線があったはずですが、いつの間にか行方不明。

JMの線路が直線だけなので、周回試運転もできません。次の運転会がテストランです。
タグ:JM 旧型国電
2019年04月29日 23:00 | コメント(2) | 1/80・13mm

2019年01月26日

ブレーキシュー取替

屋根の工事に掛かりました。

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棟材の取替と屋根・側板の洗浄。

クハ68のブレーキシューですが、接着剤はやめてネジ止めに変更です。
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ブレーキシューパーツの突起を削って、1.5mm径で穴をあける。台車枕梁には1.4mm径でネジを切りました。

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1.4mm径×3mm長さのナベ頭ネジで取り付けました。

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床板へ取付ます。

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実物では撮影出来ないアングル。

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JM線路に乗せてコロガリを確認。

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今のところエンドウの連結器です。
新発売のIMON密連に交換したい気はある。旧型が発売される可能性はあるかなぁ……。
2019年01月26日 23:00 | コメント(0) | 1/80・13mm

2019年01月24日

ブレーキシュー取替

突然ですがJMの旧国の作業です。

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昨年8月JAM会場で購入したアクラスのブレーキシューです。購入だけして終わった気になってしまていたらしく、取替作業を忘れていました。

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そんなわけでクハ68の台車のブレーキシューを取り替えする作業です。

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アクラスのブレーキシューを日光台車のボルスタに取り付けるのですが、パーツが袋に入っていただけで特に方法は書いてないし、何かいろいろ突起があるけれど、どのように使うのかわからない。

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とりあえずゼリー状瞬間接着剤で取り付けて見ましたが、材質的には接着しそうにない感じです。

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でもとりあえず固まっているので、センターピン穴の部分を切り取って、作業を進めます。

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とりあえずで進めていると、どうもアヤシイ。ちょっとブレーキシューの向きを直そうと動かしたら。片方の接着が外れてしまいました。

うーん、どうするか考え中……。
2019年01月24日 23:00 | コメント(0) | 1/80・13mm

2018年07月01日

研究会の席で

所属クラブの任意メンバーで集まっています。

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改軌の報告、一応ご披露しておきました。

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カンパーイ  連日やなぁ

醍醐〜南禅寺〜法然院
法然院〜南禅寺〜醍醐

2018年07月01日 23:00 | コメント(0) | 1/80・13mm

2018年06月29日

改造断念

TR23のブレーキシューを軌間に合わせるように改造できないかな…と始めてみたのですが…

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糸鋸で切って幅を詰める方法とか考えて見たのですが、強度の面などから失敗しそうで、パーツをムダにしてしまいそうな気がして改造はやめました。専用部品があるようなので、それなら購入した方が安心です。現行16.5mm用のパーツもそのまま有効に使えるということです。

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元に戻して、短い線路で編成試運転をしてみました。


この線路は直線4本分しかないので、走り出したらすぐ停止です。


タグ:JM 旧型国電
2018年06月29日 23:00 | コメント(1) | 1/80・13mm

2018年06月27日

台車交換

旧型国電の台車を交換して1/80モデルにする作業続きです。こういう作業を「改軌」というそうですが、モデルの軌間を尺度に合わせるという作業ですな。

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トビカを吹いておきました。モータートラックも丸ごと吹き付けてしまいました。

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車輪踏面と集電ブラシは磨き出し。台車の準備はこれでヨシと。

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さて、台車を交換するのはこの編成です。クモハ53003飯田線です。

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相方はクハ68 402 以上は1/80・16.5mmの状態。

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クハから手を付けました。車内はクロスシートだけつけています。そのまま台車を交換するだけです。

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1/80モデルになったクハ68。長軸なので16.5mm状態とあまり変わりません。スパイクモデルの長軸用ボルスタは日光モデルの16.5mm用よりも狭いのです。

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前から見たらこんな感じ。

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クモハ53も交換しましょう。1/80・16.5mm状態です。真ん中のレールは10.5mm用です。

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パワートラックWB31がついています。

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床下機器の状態。

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組み立てたモータートラックに交換します。密連が壊れていたので、これも交換します。

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16.5mm用排障器がついていましたが、適当に幅を狭めて流用しました。

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1/80モデルになったクモハ53。短軸なので台車が引っ込んだ感じになります。

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前から見た感じ。狭軌の短軸台車に大きな車体です。

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1982年8月26日撮影 本長篠

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この編成を作ったものです。  1982年8月26日撮影 本長篠


2018年06月27日 23:00 | コメント(1) | 1/80・13mm

2018年06月26日

台車枠取付

モータートラックに台車枠を取り付けました。

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別の車輛から日光モデルのDT12とTR23を調達してきました。

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TR23は長軸ですが、ブレーキシューを何とかしたいところ。

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IMON線路でモータートラックの試運転をしてみました。


組んだだけで調整とかしていませんが、わりと調子よく走るようです。しかしスピードがはやすぎる感じです。キドマイティのギヤでは仕方ないところか…。


タイトル変更 台車取付→台車枠取付 2018.06.28
2018年06月26日 23:00 | コメント(2) | 1/80・13mm

2018年06月25日

モータートラック組立

クラブのメンバーからスパイクモデルのモータートラックを譲り受けました。

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コレを組むのは30年ぶりくらいか。クモハ12に一時期取り付けていたはず。
当時は車輪の形状が悪くて、直線でも乗り上げて脱線してしまっていた。この車輪はフィレットのRが改良されているのかな。
経年でさびが浮いているのでまずは研磨作業から。

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丁寧な組説にしたがって組み立てましたが、取付予定車輛から台車をはずしてこないと先へ進めないし、線路を走るのかどうかも確認出来ないです。
動力側のプレーン軸ギヤ付スポーク輪心11.5mm径輪軸はバックゲージが11.55mm、相方となる非動力側に使うスポーク輪心11.5mm径車輪は真鍮製プレーン軸へねじ込み式で、バックゲージが11.3mmになっています。実物1067mmゲージの1/80模型用輪軸の規格に寄れば、バックゲージは11.5mm +0.0 -0.2 なので11.3mmは規格内ということでひと安心。モータートラックのギヤ付輪軸のバックゲージが少し広いかも。
ブログのカテゴリが無かったので追加しました。

2018年06月25日 23:00 | コメント(2) | 1/80・13mm