2021年11月16日

Cタンク加工

運転会で問題があった車輛の対応続きです。


20211116g.jpg
9月に導入、西京交通へ所属予定の天賞堂0-6-0タンク機関車です。

20211116d.jpg
フライシュマン線路の絶縁部を走行できるように集電ブラシを増設加工してみます。


20211116e.jpg
1.0×0.2 リン青銅帯材で第一動輪へ集電ブラシを取り付けました。
絶縁側だけにブラシをつけて踏面を押さえているので、動輪のバランスが良くないかもしれません。

20211116f.jpg
とりあえず一旦組んでみて、試運転します。

直線往復なので特に問題ないですが、運転ボードフのライシュマン線路ではどうか…


2021年11月16日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2021年11月15日

連結器修理

運転会でいくつか問題点があった車輛について改善してみることにします。
飾り棚に長期留置の車輛を取り出していきなり運転すると、いろんなことが起こりますね。運転後の収納時にも保守点検が必要なんですが、気がつかずにそのまま棚線路に留置してしまいます。

20211116b.jpg
西京交通ハフ5 kadeeのナックルバネが飛んでなくなっています。

20211116c.jpg
予備品から出してはめておきました。これは修理ということですね。

バネが飛んでいても、置いているだけなら影響なくて気がつかない。

20211116k.jpg
こちら天賞堂0-6-0タンク機関車です。kadee#178ですが、ナックルバネありません。

20211116h.jpg
スケールヘッドで全体に小ぶりです。バネがはめにくいです。

2021年11月15日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2021年07月02日

熊電71号

7月2日ですが、昨日の続きということで、熊本電鉄モハ71です。

熊本電鉄へ行く機会を得たのはモハ71の模型を完成させてから2年後のことです。
20210702r.jpg
熊本電鉄 モハ71  1989年11月11日  北熊本

20210702q.jpg
熊電モハ71 模型の竣工日は1987年5月17日

20210702p.jpg
運転ボードの線路配置を少し変更 琴電71を引込線に留置

熊電71の動力はWB26です。台車はくるみ模型の軸距26mmMCBです。

試運転なしでいきなりエンドレス走行させましたが、意外なほど滑らかな走り。軸受けの潤滑切れかキイキイ音が聞こえてきた。

2021年07月02日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2021年07月01日

琴電71号

7月1日なので、琴電71号です。

東濃鉄道駄知線の電化に際して、モハ100形として昭和25/1950年に東芝が製造した唯一の旅客電車です。昭和49/1974年、駄知線廃止後、高松琴平電鉄へ譲渡され70形となりました。

20210701e_71_19861108img_0036.jpg
高松琴平電鉄 71号 半流妻側 1986年11月8日撮影  長尾線 平木
登場時は非貫通妻面でしたが、東濃時代の昭和42/1967年に貫通扉を設置しています。

20210701f_71_19861108img_0040.jpg
高松琴平電鉄 71号 平妻側 1986年11月8日撮影  長尾線 平木
モハ101は東濃時代に事故に遭い、損傷した妻面を平妻形状に改造されました。
琴電では標準軌への対応のため、汽車製造製形鋼組立型釣合梁式台車MT-100Bに変更されています。また主制御器はHL式へ、主電動機はドイツ・アルゲマイネ社製USL-323Bに変更されているので、走り装置系は東芝製から大きく変化してしまいました。昭和58/1983年頃からの車輛事情変化により、72号は81号と編成され、混雑時を中心に運用されていましたが、71号は平木の側線で留置されたままとなっていました。

20210701g_71_19940827_img_b_0009.jpg
高松琴平電鉄 71号 改造工事中 1994年8月27日撮影  仏生山工場
ところがまた車輛事情の影響で、放置されていた71号が外板補修等の修繕工事を受け長尾線に配属され営業運転に復帰しました。

20210701h_71_19970618_img0809.jpg
高松琴平電鉄 71号 1997年6月18日撮影  瓦町引込線
改修された71号はアルミサッシ窓となり、72号と同様な姿となりました。その後、車輛事情は次々と変化し、14mに満たない長さの70形は仕事を失い、72+81が平成10/1998年12月に廃車、71号は平成12/2000年10月に廃車されています。東芝製電車は50年をもって終了しました。

20210701b.jpg
さて、WEBページのタイトルに使っている琴電71号ですが、TMSコンペ準佳作を頂戴し519号(1989年9月号)の表紙に掲載されましたが、その後は特に手を加えることもなく、車輛棚の一線に留置されたままになっています。
実物と同様、長いこと動かしてない…
WB24.5なのでモーターが動きさえすれば、何とか走行するだろうという期待で試運転します。

これで10Vかけているが、初めはまあこんなもんでしょう。往復運転を繰り返してなんとか調子を取り戻してきました。
20210701d.jpg
運転ボードに敷いてあったTILLIG線路を片付けて、FLEISCHMANNの線路でエンドレスを敷いて走らせてみます。


運転会とかに持って行って走行酷使してないので、パワートラックの劣化もそれほどなく、低速でもそれなりに走ってくれるようです。
20210701c.jpg
運転ボードで記念撮影

もう一つ、表紙には掲載されてないけど、セットで受賞した熊本電鉄モハ71も走らせないとね。

2021年07月01日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2021年06月11日

動かない桃太郎京都市電

路面電車の日というのが6月10日だそうで、余り意識したことがありませんでした。トロリー系モデルは少ないのですが、5日のNetMeetingで乗工社路面用動力の話が少し出たので様子を見てみました。

20210611a.jpg
前面を3枚窓に加工しています。塗装を京都市電塗装にしています。色だけではなく、ドアがクリーム色になってるのが京都市電の特徴です。広島に行った京都市電はドア下半が緑に塗られているようです。

で、電気を送ってもまったく動きません。電流計が触れる様子もないので、モーターに電気が行ってないかな。

20210611b.jpg
下まわり外してみました。ギヤのかみ合いとかもありそうですが、非動力側の輪軸が固渋していて、手でも回らない状態です。

20210611c.jpg
動力側をはずしてみました。
一見問題ないようですが、キドマイティを押さえるツメが割れていて、モーターを固定できていないようです。反対側の二つある方は割れてないので、そちらで固定というか片持ちというか、集電ブラシとモーターブラシも接触できてないのでしょう。

PU-101、ナローキットをさがせばありそうですが、そのまま標準軌用として使えるのか? キットから抜いたらまた必要になるので、新品を調達するか…
タグ:乗工社 桃電
2021年06月11日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2021年06月06日

床下器具レタリング

6月5日土曜日、所属クラブの NetMeeting 、第59回です。

20210606x.jpg
こんな呑み会が良く続くもんですねぇ。

デカールとかレタリングとかフォントの話になって、最近のプラ完成製品には床下機器のインレタが入っているらしい、という話が出ました。そんなのは転写作業がたいへんだなぁ、と。
あれ、そういえば床下機器に文字を書き入れたのがあったなぁ…と探すほどもなく棚に置きっ放しのを持ってきました。
20210606b.jpg
バス窓電車、天賞堂の岳南1100です。適当にフリー化した電車にしています。
床下機器のガイシ部に白入れたり、機器名アルファベット書いたりしてます。たしか丸ペンで手書きしたはずですが、白は何を使ったのか。

20210606a.jpg
社紋は自作インレタです。インスタントレタリングを自作できるキットがあって、フィルムを密着で太陽光露光して(紫外線利用だったかな)、現像して水洗したら残った部分がインレタになるとかだったと思われます。インレタ自作キットはたしか東急ハンズで見つけたような記憶が…。
1986年製作なので35年前、当時製作のインレタを残していたはずですが、どこへやったか探し出せていません。処分してしまった可能性も高い…

20210606c.jpg
この電車も長らく走らせてないし、パンタ上昇止めのカギがとれていて、パンタを折りたたむことができないままです。

2021年06月06日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2020年02月13日

台車整理

長らく箱の中に放置していた台車、などを整理しました。

20200213a.jpg
DT32系の台車ばかりです。スプリングジョイントのようなものもあります。

20200213b.jpg
別の場所に保存してあったものも合わせて、いくつかのグループにまとめました。

タグ:KTM
2020年02月13日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2019年11月08日

運転会用車輛整備

車輛整備の続きです。

20191108a.jpg
これを持って行くことにします。
運転ボードでの試運転の結果、クモハとクモヤは快調な走り、クモニとクモユは動かないようです。

20191108b.jpg
クモニ143 線路上では動く気配無し。電流も流れない。
パワートラックを分解するかな。

20191108c.jpg
通電しても回りませんでしたが、手で回してやったら少しずつ回復してきました。長期停止による固渋状態だったようです。

20191108d.jpg
しばらく回し続けたら調子が出て来たので、元の台車へ組み戻しました。

20191108e.jpg
クモユ141です。パワトラ輪軸の良くある現象で、ギヤがズレてしまうヤツです。

20191108f.jpg
両軸ともギヤが抜けてしまっているようです。

20191108g.jpg
パワートラック丸ごと交換がはやそうです。

20191108h.jpg
これらの電車はエンドウの「連結できる密連」を付けているので、4連で周回ができるかやってみました。パワートラック4コです。


連結順によっては直線から曲線に入るところで密連がはずれてしまうことがあります。

20191108k.jpg
昨日の10系4連と本日の4両、合計8両を箱の中へ入れました。

13mmゲージの線路もあるから、JM化したクモハ53+クハ68も持って行くことにしよう。
2019年11月08日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2019年11月07日

運転会用車輛整備

今週末土日に運転会があるのですが、さて、何を持って行くかですね。16.5mmゲージと13mmゲージ線路が展開されるので、それに見合った車輛を探します。自分で線路を持って行くのもアリではありますが、場所や机の数のこともあるので今回は線路持参無しです。

20191107a.jpg
16.5mmゲージ車輛でしばらく動かしてないモハ10系旧国はどうかな。

20191107b.jpg
棚からおろして試運転してみます。中間の連結器はカワイモデルのドローバーです。

連結は上から差し込むやり方です。

バーとピンで方向が決まるので、編成が固定的な車輛でないと使いづらいです。
はずすのは持ち上げるだけ。

もう入手は困難なパーツですね。さて、そのままMc−T−M−Tcの編成にして運転ボードのフライシュマンR420エンドレスを走らせます。

4V 0.8A くらいで起動、10Vまで上げると飛び出しそうなスピードです。
何とか走るっちゃあ走るのですが、集電不良気味ですし、安定走行とはいかないようですので、若干の整備をしましょう。
20191107c.jpg
走り装置系はかなり汚れがあります。整備すればもっと滑らかに走ると期待して。

20191107d.jpg
もれはMcクモハ11です。台車をはずしてみると、やはり動きにくそうな状態。

20191107e.jpg
台車枕梁、車輪踏面などを溶剤などで清掃、しかしあまりキレイにはならないので、キサゲ刷毛や紙ヤスリで磨くことにしました。車体枕梁も磨きました。

20191107f.jpg
LPSオイルで台車軸受の潤滑も施工。かなりいい状態になりました。

20191107g.jpg
さて、問題は動力車モハ10です。

20191107h.jpg
上下分解して走り装置を取り出す。

20191107n.jpg
集電ブラシ取付

20191107m.jpg
動力側にも集電ブラシ取付

20191107k.jpg
全車輪集電化しました。

20191107q.jpg
配線も更新

20191107r.jpg
下回りだけでテストラン


2.5V 0.25A で起動するようになりました。編成にしたらもう少し電流が流れるでしょう。
20191107s.jpg
車体と組み合わせ

20191107t.jpg
この状態でもテストラン。特に問題なし。起動は3Vくらい必要かな。

20191107x.jpg
運転ボードで4連にして試運転します。


整備効果あり。2.5V〜3V 0.4Aくらいで起動、5V 0.6A くらいで十分な巡航速度ではしるようになりました。8Vまで上げるとR420では外へ傾きながら走る感じです。

20191107w.jpg
クモハ11−サハ17−モハ10−クハ16 4連です。

さて、専用の箱がないので、探さなければ。
2019年11月07日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm

2019年05月28日

連結器交換

客車の連結器交換を続けます。

20190528a.jpg
14系座席車6両編成です。ペーパー車体、木製屋根、プラ床下機器、ダイカスト台車枠、ドローバ連結器という仕様です。12系と同時期、1978年11月竣工で特に改造もされず、そのまま40年経過しています。

20190528b.jpg
オハフ、スハフの車掌室側はkadeeが取り付けられています。高さもOK。

20190528c.jpg
トイレ側のドローバーをKATOカプラーに交換します。高さはkadeeより若干高め。あとの車輛も編成内をこの高さで揃えます。

20190528d.jpg
枕梁のパーツを買う予算を節約していたのか、ワッシャとかスペーサで枕梁を構成しています。ネジは段付きバネ入りのセンターピン用ネジです。

20190528f.jpg
こちらはエコーのカプラー台とワッシャを枕梁にしているようです。

20190528e.jpg
エンドウ製の枕梁セットに交換しました。

20190528k.jpg
高さ確認中。

20190528g.jpg
KATOカプラーが1個足りないので、kadee#5を手持ちから供出。スハフ12のトイレ側に取付。

20190528h.jpg
6両編成、交換終了。

「電通鉄道 車輛すべて」によるとペーパーキット組み立てによる車体らしい。小高模型のキットだろうか、車籍簿には記載がないのでわからない。
2019年05月28日 23:00 | コメント(0) | 1/80・16.5mm